違いを理解すればきっとおもしろい。雑学ネタには最適です。>ババロアとムースの違い。プルプルとふんわり

ババロアとムース、これもまた違いがよく分からない。
ババロアは卵黄、牛乳、砂糖、泡立てた生クリームを型に
流し込んでゼラチンで固めて冷やしたものです。
プルプルとした食感が特徴的です。

ババロアはドイツのバイエルン地方の温かい飲み物で、それを
フランス人シェフがドイツの貴族のために、生クリーム状の
飲み物をゼラチンで固めたのが始まりといわれています。
バイエルンをフランス語ではババリアと呼ぶそうで、それが変化
してババロアと呼ぶようになったそうです。
ムースはフランス語で泡という意味です。
卵白をしっかり泡立ててペースト状の果物や生クリーム、
チョコレートやゼラチンを入れて冷やし固めます。
ムースはババロアとは違って、卵白が主体となりゼラチンの量も
少量なので、ふんわりとしたとろけるような食感になります。

ババロアとムースの違いは、本場フランスでも議論されるように、
その違いが明確にありません。
製法上、ムースとババロアには大きな違いはなく、どちらも
バリエーションが多いので作り手の考え片次第ではないでしょうか。